色彩インストラクター認定試験に関する口コミ評判について
色彩インストラクターとはどんな仕事
色に関する基本的な知識や、色の持っている効果、活用方法を熟知しており、色彩に関して指導していく
仕事になります。色彩は、インテリア、ファッションなど、芸術的なものを始めとして、商品開発、環境設備、
建物など、様々なもので色彩の持つ効果を取り入れています。色彩は、目に入ってくる情報として、とても大切
なものです。色によって見る人が受ける印象、そしてその効果も違います。従来は、色は感性によるものと位置
づけられていましたが、今では、色彩に関する知識と技能を、理論的、系統的に学び、実践的活用をすることが
できるようになってきています。色彩インストラクターは、そのような知識や技法を活かし、アドバイスしていく
ことができます。
色彩インストラクター認定試験の概要と口コミ評判について
色彩インストラクター認定試験は、日本インストラクター協会が主催する資格になります。
受験資格は、特にありませんので、インテリア、芸術系の仕事をされて色彩に関する知識を取得したい方、
また色彩に興味がある方など、どなたでも受験することが可能です。受験申し込みは、インターネットからの
申し込みが可能なので、簡単に申し込みができます。また、受験方法は、在宅受験になります。忙しい方や、
働いている方は、日時に制限されず受験ができるというメリットがあります。受験料は、10,000円(消費税込み)
となっています。合格基準に関しては、70%以上の評価が必要となりますので、受験対策は必要になってきます。
受験は、2月、4月、6月、8月、10月、12月と、2か月に1回試験を受けることができるシステムとなっており、
自分のペースで受験しやすくなっています。芸術系の専門学校や、あるいは、資格専門の通信講座などを
受講して学習を進めて行くことが効果的です。認定試験の概要としては、HSV色空間、HSVカラーモデル、
色相、彩度、明度、色味、色のコントラスト、ハレーション、色覚異常の方に配慮した配色、袋文字、マンセル表色系、
オストワルト表色系、日本色研配色体系など色彩に関する専門的な知識を問われます。
色彩インストラクター認定試験の資格取得後
資格取得後は、色彩インストラクターとして、講師活動をおこなうことができますまた、プロダクトデザイン、
インテリアデザイン、ファッション、メイク商品企画、建築など、幅広い分野で、色彩インストラクターの
資格は活かすことができます。また、自宅で教室を始めることも可能になります。
まとめ
色彩には、色の三要素というものがあり、色相、彩度、明度の三つの要素があります。色相は、赤、青、
黄色の色合いのことを意味ます。そして、彩度は、色の鮮やかさを表します。色の派手さや地味めといった
印象の関連が非常に高く、特に暖色系で彩度の高い色は、人の目を惹き付け、強い印象を与えます。気合いを
入れたい日や、勝ちたいと思う日は、赤を特に効果を発揮します。逆に寒色系は、地味さの印象を与えることに
なります。そのため落ち着いた雰囲気や、清潔感のある印象を与えることになります。そして、 明度は色の
明るさの度合いを示します。このように色にはそれぞれ意味合いがあり、仕事に活かすだけではなく、日常にも
非常に役立てることが分かってきているので、興味のある方には、おススメの資格になります。